自己破産制度は人生をやり直す大きなチャンス
借金は借りたら返すのが大原則です。
借りるときには自分の収入と比較し無理の無い範囲で借入れをし、しっかりと返済計画を立て、きちんとその返済計画に従って返済し、期日までに完済する必要があるのは言うまでもありません。
ただ、いつも予定通りに物事が進むとは限りません。
不測の事態が起き、計画していたこととは違う現実がやって来ることも良くあることです。
そうした場合、借りたお金を当初の予定通りに返すのに大変苦労をすることもあるでしょう。
可能な限り、返済に向けて最大限の努力をすることはもちろん必要です。
特に日本人は生真面目で律儀な性格の方が多いので、なおさらそのように考えることでしょう。
ただ、どうしても返済が無理な場合もあります。
そんな時は、ちょっと立ち止まって、考える角度を変えてください。
家族が借りたお金を家族の中で責任を持って返済をしなければならないと考える方も多いでしょうが、いくら家族とはいえ、当然に他の家族が支払わなければならないわけではありません。
またお金が返せなくなった時に、脅しのような取り立てや、悪質な取り立てに会うかもしれませんが、そうしたことにいつまでも耐えなければならないわけでもありません。
法外な利息を要求される場合もあるかもしれませんが、法律上の上限金利と言うものが定められており、それを上回る部分については支払う必要はありません。
黙って言われるがままに従っていると悪質な業者が社会にはびこることになります。
借金を苦にして、夜逃げや、自殺など悲惨なことは決して考えないでください。
何の解決にもなりません。
そうしたお金を返せない状況に置かれた人を救済するために、自己破産などの免責制度が法律的に設けられています。
専門家の方によく相談にのってもらって、この法的な救済制度を可能な限りご利用ください。
そして人生をやり直すきっかけをつかんでいただき、二度と同じような事にならないように十分注意して人生をやり直してください。
メールなどで相談できる専門家をご紹介いたします。
どうぞお早めにご相談ください。