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18才の息子が車を買う予定ですが、親が過去に債務整理をしています。息子は車を買えますか?

 

親が債務整理や自己破産をしていようと、借金を滞納し続けている状態であろうと、「息子さんが車を購入する場合に不利益が生じる可能性はほとんどない」と考えて問題ありません。

 

ただし、息子さんが未成年の場合は別です。息子さんが未成年の場合には本人名義でローン契約を結ぶことが難しく、通常であれば「親の同意や保証」を担保にしてローン契約をすることになります。
その際、保証人となる親の信用状況が結果を左右することになるため、親が自己破産などをして期間が浅い場合には拒否される可能性もあります。

 

ただ、親がした債務整理が過払い金請求の場合には自己破産ほど信用が失われる訳ではなく、一定の条件下においてはローン契約を結べる可能性があります。
よって、可能性の有無で判断すると、「息子さんが自動車ローンを組む場合、親が債務整理をしている状況であっても本人名義で契約できる可能性はある」といえます。

 

ただ、確実に契約できるという保障はないので、万が一、ローン契約を結ぶことができなかった場合の対応策を検討しておいた方が賢明です。

 

息子さんがアルバイトでも良いので収入を得ている場合、その収入に頼ってローン契約を結べる可能性があります。
また、学生でもローン契約を結べる可能性はあります。
さらに、「自社ローン」を活用すれば可能性が高まります。

 

現金購入の場合には、親や息子さんの状況に関係なく自動車を購入することは可能です。

 

ここで問題になっていることは「ローンを組めるかどうか」という一点のみで、自動車自体を購入するために年齢や職業などの条件がある訳ではありません。
車両代金を一括で清算できるだけのキャッシュがあるのであれば、何の問題も無く自動車を購入することは可能です。

 

新車をキャッシュで購入するのは簡単ではありませんが、中古車ならば状態を問わない限りは10万円台で購入できる自動車もたくさんあります。
見た目や耐用年数などの問題も含め、どのような選択が最適なのかを判断していくことが大切です。

 

ある程度の金額で購入する時には、まず「自社ローン」で相談すると良いでしょう。