債務整理相談には間違ったイメージがあるのでは?
債務整理相談というとどんなイメージをお持ちでしょうか?
例えばこんなイメージをお持ちではないですか?
・自己破産したら人生も終わってしまい、もうやり直すことはできない。
・債務整理の手続きをした途端、取り立て屋が自宅に押しかけてきて大変なことになる。
・取り立て屋が自宅に上り込んできて、テレビや冷蔵庫に赤紙を貼りまくってみんな持っていってしまう。
・破産したことが戸籍に載ってしまい、何かあった時にその事が周囲にバレてしまう。
もしそういうイメージを持っているとしたら少し誤解があるのかもしれません。
自己破産は人生の再スタートを切るために法律で認められた手続きです。
また、自己破産申立てを行い、裁判所に受理された時点でサラ金業者からの取り立ては規制されます。
その後に、サラ金業者から取り立てがあった場合には、それは違法行為になります。
弁護士さんに債務整理の手続きをお願いしている場合は、その弁護士さんから「受任通知」が債権者に送られ、「受任通知」を受け取った債権者は直接に取り立てをすることが出来なくなります。
テレビドラマなどで取り立て屋が債務者の自宅に入り込んで、家具や家電製品などに赤紙を貼りまくって差押えするシーンがあるかと思いますが、あれは現実的にはほとんどなされません。
生活必需品などの家財道具・日用品の差押えは法律的に禁止されています。そのため、家財道具を差し押さえるためには動産執行という手続きが必要になりますが、家財道具には価値が無いのが現状でしょうから、動産執行の手続きを行っても元が取れないため、特別な場合を除いてはまず行われないでしょう。
そして自己破産をしても、その記録が戸籍や住民票に記載されることはありません。
間違ったイメージのために債務整理・借金整理に踏み切れないようでしたら、一度しっかり専門家の方のご意見を聞いてみてください。
大切なことは「正しいイメージ」を持つことです。
どちらにせよ、債務整理をお考えの場合は自分一人で悩んでいるよりも専門家のアドバイスをもらった方が、選択肢も増え、事態も好転することの方が多いと思います。
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